HOYA、光学ガラスブランクスの新製品「NRP」を発表
HOYA グループ オプティクス事業部はこのたび、従来の光学レンズ材料を⾼精度化した新製品
「NRP」(ニュー・アール・ピー)を開発、販売を開始しました。
ガラス球⾯レンズは通常、削り代部分を含めて所定の⼤きさに成形されたレンズ材料(RP、リ
ヒート・プレス品)を⽤い、粗ずり、精研削、および研磨というプロセスを経て製造されていま
す。
今回、HOYA が開発したNRP は、従来のRP の形状精度を3倍に改善すると同時に、表⾯⽋陥
を1/3 以下に削減、さらに⾁厚バラツキ精度を5倍改善(いずれも当社⽐)したことで⾼精度
化を実現しました。
研磨レンズの取り代を⼤幅に減らすことで、原料に多く含まれるレアアース資源の節約ができ、
さらにレンズ加⼯による削りくずの削減、加⼯時間の短縮による省エネルギー化の促進、および
加⼯バラツキの抑制など、NRP を活⽤することによる⾼精度ガラス球⾯レンズの実現が可能に
なります。
本件