全身麻酔をかけて心臓の処置を行います。
麻酔の準備としては、まず食事と飲水の制限を行います。
胃の中を空にすることで麻酔がとても安全になります。
10月7日の0時以降は何も食べないでください。
お茶とお水は当日朝7時まで飲むことができます。
7時以降は何も飲んだり食べたりしないでください。
当日の朝、点滴の注射をします。麻酔がかかる前に痛いのはその点滴だけで、あとは眠ってしまうだけです。手術室に行く前に、眠気が強くなる薬を使います。
その後手術室に移動し、麻酔薬でしっかり眠ります。
眠る直前、麻酔の薬を使う時に点滴のところが痛くなりますが、薬の作用なので気にしないでください。
眠ったあと、呼吸の安全を確保するために口から喉に管を入れます。
この頃にはあなたはしっかり眠っているので、痛みや苦しいことはありません。
手術が終わったら声をかけます。しっかり覚醒して呼吸が安定していることを確認したら、口の管を抜いて元の病室に戻ります。
麻酔の合併症としては、大きなものとしては薬によるアレルギーなどがあります。
但し起こる可能性は高くありません。
大きなアレルギーの場合、術後に集中治療室での治療が必要になることがあります。
小さな合併症としては、術後に喉が痛くなったり吐き気が起きたりします。
これらは自然に治るので、治療が必要となることは稀です。
その他喉に管を通す操作で歯が折れたりかけたりすることがありますが、その都度対処します。