イスラム国の方々
ごく一般の日本人として申し上げる。
かつて日本にもキリスト教に対し、弾圧を加えた時期があった。だが、それも数百年前の出来事。
今はキリスト教・仏教そして勿論イスラム教も含めあらゆる宗教の信仰に対し、何ら制約を受けない国家となった。
日本人は、イスラム教を敵視することは未来も含めて無いと考えてもらって差し支えない。
今回、日本人2名がそちらで拘束されて処刑されるとのこと。
日本には戦闘が行われている地帯に何故行ったのか?という2名に対する疑問や批難の声があることも事実である。
しかし、疑問や批難を呈する者も2名が無事生きて帰って来て欲しいと思っている。
人を殺しても皆さんの目的は達成されるだろうか?今回の2名のことに限らず、人を殺したとしても何も解決しない。
皆さんが残虐非道の集団であるとしか見られない。それは皆さんの本望ではないだろう。
皆さんにも世界に訴えたいことがあるはず。その手段は人間が手にした言葉である。人を殺して手に入れたものなど儚いものなのだから。
今回の2名以外に拘束している他国の方が居るのであれば、全て解放し、日本と一緒にどうすれば世界の理解を得ながら理想に向かえるのかを考えよう。
2名のうち後藤氏については、子供が生まれる。皆さんが信じる神も新たな命に対し慈悲を与えることを禁じていないはず。新たに生まれる子に対する最大の慈悲は・・・もう言うまでもないでしょ?