日本国民へ:
貴方がたが知らないかもしれない事実をいくつか挙げさせてもらう。まず第一に、イスラム国は日本を攻撃したことはないし、日本に宣戦布告したこともないのだが、あなたがたの政府はイスラム国と戦争している国々に2億ドルを拠出すると宣言したことで、宣戦布告したのと同じである。
第二に、あなたがたのお金がシリアやイラクでイスラム教の子供達や女たちを殺戮することに使われている。
第三に、こちらの母親は、自分の息子のために泣いている。しかもこの息子には新生児もいると言う。あなたがたに言いたい。あなたがたの政府は、イラクやシリアで、新生児や子供たちを今、殺しているのである。
第四に、後藤健二氏は、イラクにおいて子供達や女性を殺戮している、Pishmargaの「クルド軍」の軍事顧問として働く友人を助けるためにシリア入りした。
第五に、後藤健二氏は初めて捕まった際に、イスラム国に対して嘘をついた。
第六に、あなたがたの首相は、最近イスラエルを訪問し、まるでエルサレムがイスラエルの首都であると宣言するかのように、エルサレムのAl Buraqの壁(宗教を象徴する場所)を訪問した。このことそのものが、イスラム国にとって真に酷い行為なのである。
第七に、この日本人のお母さんは今泣いており、我々も彼女がどういう想いであるか理解できる。であるならば、イラクやシリアで子供達やすべての家族を失った何百ものお母さんたちのことはどう思うのか?』